BVDI導入事例
様々なスペックのVDIを組み合わせて
適材適所に環境配備することで全体最適化。
セキュリティ強化とBCP対策のためにインフラを再構築。
製造業
- 導入メニュー
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仮想デスクトップ(オンプレミス型):4,000 ID
GPU搭載オプション:500ID
ファイルサーバー:1,000TB - 導入機能
- 二要素認証/DR環境/運用監視/ログ管理等
背景と課題
将来を見越した際の最適なOA環境の見直し
基盤の老朽化や仮想環境の応答遅延などの課題と、事業拡大による設備増強のため、新たな環境の構築が必要になっていた。VDIの性能向上、安全性と利便性を両立したIT環境の実現を図るとともに、自然災害やサイバー攻撃への対策の強化も、BCP計画に基づいて実現したい。安定した強いシステム基盤を持つことで、事業拡大・競争力強化を目指したい。
アセスメント・提案のポイント
用途に合わせたVDIで性能とコストを最適なバランスに
3D-CADの利用者に対しGPU搭載型VDIを用意。通常のオフィス用途の利用者に対してはリソース利用量に応じてサーバ共有型~GPU搭載型を用意。利用用途を考慮し適したVDIを提供することで、コスト抑制しながら必要なところにリソースを配分する提案を行った。
エキスパートの知見を活かし総力を結集して提案
課題を見極め、ノウハウのあるメンバーにより最適な提案ができる体制で取り組んだ。現状のシステム分析を的確に行うことで、業務に必要となる性能を検討。ネットワークやVDIの性能改善の専門部隊を動員し対応にあたることで、業務特性に合わせた環境を提案した。
長期的なサポート体制を用意
今後の事業拡大や競争力強化を実現していくにあたり、中長期な先を見据えたシステム構築が必要であった。現行システムの課題を解消する構成を構築しつつ、基盤の安定運用に向けてサポートしていく体制を用意する提案を行った。
導入ステップ/期間
老朽化した旧システムを大規模更改
準備期間を含め13カ月で移行完了
4,000 IDの全社的なシステム移行をスムーズに実施。GPU搭載VDIの性能テストを慎重に行った。
導入効果
VDIの性能問題を解消し、導入後の運用サポートも提供
現行システムの性能検証、またネットワークの遅延検証の結果と、お客さまの課題認識をすり合わせ、NTTデータの各専門部隊の分析によりユーザー毎に最適なVDI環境を実現した。3D-CADを利用する業務でも快適な操作が可能になった。導入後の運用まで当社がサポートすることで安心して業務に集中できるようになった。
- 3D-CADの業務でも操作性が向上し生産性が上がった
- ユーザーに合わせたVDI環境でコスト低減につながった
- 老朽化したインフラを更改できた
お客さまの評価・今後の展望
お客さまの評価
VDI環境の応答遅延という性能問題を解消し、快適な業務環境が実現できました。またユーザ/グループ毎に適切なスペックの仮想デスクトップを用意するなど、費用対効果を最大化した環境が整備でき満足しています。
担当者より
設計ソフト等を利用するため、仮想デスクトップのパフォーマンスが重視された案件でした。GPU搭載の仮想デスクトップを活用し、適切なサイジングを行うことで快適な業務環境を提供できました。