仮説を精緻化するサイクルで
お客さま課題に挑む

  • 2019年入社
  • デジタルビジネスソリューション事業部
  • デジタルワークスペース統括部ソリューション営業担当

笹谷 真未

ITインフラに興味を持ち、NTTデータを選んだ笹谷さんは、“営業”という言葉のイメージ以上に広がる業務のなかで、上司やチームのメンバーのサポートのもと、早い時期から大きな裁量が与えられ、充実した日々を送っています。

職業観と、NTTデータを選んだ動機ワークライフバランスを両立する
先輩の声を励みに入社

学生のときに所属していたゼミの学びのテーマの一つが「都市におけるインフラ」であったことから、インフラの重要性に興味を持ちました。そして社会に出たらインフラにかかわる仕事を通して、人々の生活を下支えし、社会に貢献したいと考えるようになりました。

現代社会においては、水道やエネルギーだけでなく、通信や物流、そしてITも不可欠なインフラです。そうした分野の企業をいくつか受け、総合職として働きつつ、ワークライフバランスにも期待できることから、最終的にNTTデータを選びました。

ただそうした判断はあくまでも「学生が就職活動を通して外から見たもの」であり、実際には内定をもらってから悩むこともありました。そうした悩みをほぐしてくれたのが、先輩社員たちの生の声でした。

とくに子育てと仕事を両立している女性社員おふたりからは、産休や育休をどのように取得したか、時短勤務ではどのように働いているかなどの具体的な話を聞くことができました。学生時代に考えていた自分の「働く姿」は、結婚して子どもができても、ずっと家にいるのではなく、仕事と両立させて社会とつながりを持ち続けることでした。そして先輩方の話す働き方は、自分が描くその姿に近いと感じることができました。

キャリアロードマップ

2018年インフラに興味を持つ
インフラに関わる仕事を通して社会に貢献したいと考える
2019年新卒でNTTデータに入社
ワークライフバランスにも期待できることから入社を決意
2019年BizXaaS Officeの営業に
早い時期から裁量を任され、常に目的を意識しながら取り組む
2022年目標に向かって経験を積む
将来の自分の姿に向けてさらなる経験と自己研鑽を積む日々

現在、手がけている業務内容“営業”というひと言では
収まらない、広がりある仕事

入社にあたっての配属希望は「ソリューション営業」です。その理由は文系出身で開発は難しいかなと思ったこと、そしてソリューション営業であれば、さまざまな業界のさまざまなお客さまにかかわり、あらゆる角度から社会に貢献できると考えたからです。

ただ「BizXaaS Office」の営業としての業務内容は、入社時にイメージしていた“営業”より、はるかに広いものでした。担当はクラウドセキュリティソリューションですが、単に“モノを売る”のではなく、ソリューションがどのように役立つのかお客さまに広く知っていただくためのプロモーションや企画を考えたり、メーカーの方々とのアライアンスを推進するなど、多岐にわたっています。その意味では、とてもわくわく感を味わえる仕事だと感じます。

その一方で、セキュリティソリューションはシステムのなかでも比較的“黒衣的存在”であり、コストであると考えているお客さまはまだ少なくありません。闇雲に製品を売り込むのではなく、導入するとどんなリスクを回避できるのか、費用対効果をきちんとご説明し、納得してご理解いただくことをゴールに設定し、そのためにしっかりとロジックを立ててご提案することを心がけています。

現在注力しているのは「セキュアFAT」という仕組みです。セキュリティを重視する観点では、以前は端末そのものがデータを持たない「シンクライアント端末」の利用が主流でした。しかしシンクラアントは通信を介することによるレスポンスの遅れ、サーバーの負荷などが課題となっていました。「セキュアFAT」は技術の進展により、データを内部に保持しつつも安全な利用が可能となり、生産性の向上やコスト最適化が可能となります。いまは社内への提供に向け準備中ですが、セキュリティソリューションと端末を含めたソリューションであることから、社外に展開する段階になれば、大きなビジネスに成長すると確信しています。

これまでのキャリアと自身の成長早い時期から裁量を任され、
失敗も成長の糧に

BizXaaS Officeの営業として働き実感するのは、与えられる裁量の大きさと、働きやすさを支えるチームワークです。

上司や先輩に細かく指示をもらって動くという時期はほんのわずかで、すぐに自分の頭で考え、実行して、悩んだら相談するという、試行錯誤を繰り返す進め方へと移行しました。若いうちから与えられた裁量は想像していた以上で、自分の力でいろんなことにチャレンジしたいと思っていた自分にとって、それは大きなモチベーションにつながりました。

もちろん、経験不足からわからないことはたくさん出てきましたが、上司も先輩も、イヤな顔ひとつせず、相談に乗ってくれました。そうした相談を繰り返すたびアドバイスをメモしたノートは、いまではもう数冊にもなっています。

自分の想定が甘く、マイルストーンの設定に無理がありそのままではスケジュールが破綻しそうになったこともあります。最終的には上司のアドバイス、チームのメンバーでのサポートで回復できましたが、こうした経験も学びとなり、自分自身の成長につながっていると思います。
上司のアドバイスで印象に残り自分が大切にしていることは「つねに目的、目標を意識すること」「ボールを持たないこと」です。

日々の仕事の目的があやふやになると、マイルストーンがずれ、それもスケジュール遅延の原因になります。営業の立ち位置はお客さま、開発、メーカーなど、コミュニケーションの軸になることが多く、自分が持っている“ボール”が止まってしまうと、全体のスケジュールに影響します。「どこにボールを投げたらいい?」と悩むときは、すぐに先輩や上司に相談し、適切なアドバイスをもらうようにしています。

目標とする自分の将来の姿「本当の課題はここでは?」と
提案できる自分へ

いま考えている自分の目標は、「仮説のさらなる精緻化」です。お客さまが何を求めているか、スケジュールを引くなかでこっちのほうが効率的だろうとか、さまざまな仮説をベースに案件の進め方を考えますが、最近はその仮説が現実とフィットする感覚を多く味わえるようになりました。今後もさらに経験を積み、ときには仮説をベースに「本当の課題はここではありませんか?」とお客さまに提案できるレベルになりたいと思っています。

さらに英語のレベルアップも、目標のひとつです。セキュリティは新しい分野で、かつ海外製品が多いので、英語のドキュメントを参照する機会が少なくありません。また海外の最新の技術動向に触れることも、セキュリティ分野の営業として不可欠だと考えています。そうした英語学習についての会社のサポートもあるので、ぜひ利用したいと思っています。

ワークライフバランスでは、やはり入社時に考えていたことと同じで、子育てをしながらきちんと仕事を続けていきたいと思っています。自分のロールモデルとなり、入社を決意させてくれた先輩同様、自分もこれから入社する若い社員のお手本になれるよう、頑張っていきたいですね。

一日のタイムスケジュール

09:00
始業、本日の作業内容確認
09:30
チーム内ミーティング
10:00
お客様へ新規提案
11:00
提案資料、内部会議体資料作成
12:00
昼食
13:00
お客様訪問
15:00
開発と定例会議
16:00
お客様提案へのラップアップ
17:00
見積作成やお客様/社内組織とのコミュニケーション
18:00
必要な連絡業務確認、明日のToDo整理
19:00
終業

経験者採用に興味を持った方への
メッセージ

私自身、いろんなこと、新しいことにチャレンジすることが好きな前向きな性格です。また学生時代に運動部に所属し、チームでまとまって何かをやるということが好きだったので、チームで頑張り助け合う、いまの体制はとても働きやすいと思っています。目標に向かって一緒に頑張れるみなさん、ぜひ一緒に働きましょう。

笹谷さんが関わっているソリューションは
こちらからご覧ください

ゼロトラストネットワーク「BMWS」 →

自らやるべき積み重ねを怠らず、
成果を出し、事業を拡大する。
それがソリューション営業の役割

遠藤 由則

時代の移り変わりとともに多様化する働き方を見据え、利便性とセキュリティを両立させたデジタルワークスペースを提供するソリューションが「BizXaaS Office®」です。政府による働き方改革の推進、コロナ禍を受けたリモートワークの浸透など、様々な外的要因が生まれる以前から、NTTデータは自らデジタルワークスペースの構築に着手。働き方の変化を"自分ごと"として推進し、同時進行でその成果をお客さまへのサービスとして提供してきました。この「自らやるべき積み重ねを怠らず、成果を出し、事業を拡大する」という効率的なサイクルを展開する、それがソリューション営業の役割です。

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